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時代は変わる

公開日: : ブログ

1964年1月、カナダトロントのフランクタニー事務所にジャイアント馬場宛に手紙が届いた。フランクタニーはトロント地区の当時のプロレス大プロモーターであった。日本の「ある筋」からのきちっとした手紙。馬場さんはフレッドアトキンスをマネージャーにトロント地区及びニューヨーク州をトップとして活躍していた。前年暮れ、馬場さんの師力道山が急逝した。力道山は日本プロレスの代名詞であり日本のヒーローでもあった。力道山の急逝で日本プロレス界に暗雲が立ち込めた。力道山あっての日本プロレス界。そのヒーローが突然いなくなった。後を継ぐ者は…。あの当時、ジャイアント馬場しかいなかった。アメリカでの活躍が日本にも大きく報道されていた。馬場さんは悩んでいた。アメリカマット界ではメーンエベンターとして自分の地位は確立されかかっている。このままアメリカに残れば日本プロレスでの先輩とのしがらみなんか気にもせずトップを目指して伸び伸びと大金を稼げる。実際当時の馬場さんはアメリカ全州に於いてトップ扱いだった。しかし、ある筋から手紙が届いた。「馬場殿、是非日本マットに戻って来てもらいたい。力道山逝去により日本プロレス界は大きな変革期を迎えた。プロレス界だけにとどまらず今年は日本が大きく変わる年。秋にはオリンピックが開催される。世界一速い列車も運行する。ケネディ大統領が死に力道山もいなくなった。時代は変わる。プロレス界も変わる。日本プロレス存続のため是非とも馬場殿の帰国を願う」。馬場さんの記憶による大まかな文面だが、きちっとした筆での手紙だったようだ。お断りができるような手紙の主ではなかったらしい(笑)。57年前、前回の東京オリンピック開催の年。たしかにその年から日本は高度成長期となり大きく時代は変わった。ジャイアント馬場はプロ野球のONと並び高度成長期のヒーローとなった。「あのまま日本に帰らずにアメリカに残っていたら俺の人生どうなっていたろうなぁ…」。キャピタルトウキュウであるいは試合場の控え室で何度か馬場さんは呟いた。

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Comment

  1. より:

    渕選手へ
    「時代は変わる」拝見しました。もし…馬場さんがアメリカマットで活躍されていたらアメリカで団体を旗揚げする事になっていたのでしょうか。それとも…世界中の団体から引く手あまたのフリー選手になっていたのでしょうか。想像は尽きませんが、馬場さんを応援する機会を頂いた事に感謝致します。誠に標題の通りです。大変、興味深いお話を綴って頂きまして、どうもありがとうございます。台風の影響で蒸し暑さが増しておりますので、熱中症対策をお願い致します。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。

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