あの日の記憶
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ここんとこ記憶をたどっている。たしかなものから途切れ途切れのものまで我が記憶は危うい。なにせ半世紀50年のキャリアだから(笑)。その中で、ふと思い出したのは昭和50年12月11日、日本武道館で行われた力道山13回忌追悼大会。その年の春先頃だったか?力道山長男の百田義浩さんと営業部長の大峡さんが六本木の事務所で話しているのを聞いた。「やっと武道館が決まった。なかなかOKもらえなかったけど」「暮れ迄に弟も帰国するし…」。たまたま九州の3バカトリオはジャンボ鶴田さんと共にその場にいた。むろん少し離れた場所で(笑)。若手に直に話す訳がない(笑)。原軍司さんと渉外部長の米沢さんもいたような記憶がある。4人で話してることが時たま我が耳に入ってくる、「9年振りの武道館…」「力道山13回忌なんだから、そのくらいはしないと…」「大木の金ちゃんから何度も連絡が来てる…」。(大木金太郎さん?今新日本に出てるのに!)「やはり猪木とも交渉することに…」「13回忌だからね…」。(へぇ!これは大変な興行になる❗️)。その後、目白の合宿所で鶴田さんと3バカでワイワイガヤガヤ。「日本武道館だからなぁ」「力道山の13回忌だよ」「やはり今でも力道山は凄いんですね」「当たり前じゃないか」「大木さんとか猪木さんも出るんですかね?」「大木さんは百田さんに連絡したらしいから出るかも?猪木さんはどうだろう?」「出たら凄いですね」「それ相応に外人も凄いメンバーが揃うでしょうね」「武道館開催にはへーシンクが骨折ったらしい」「東京オリンピックからの縁ですか」「うん…、試合カードも猪木さん大木さん参加不参加で1案2案3案とあるようだよ」。3バカ共々「へぇ!」以下次回(笑)。
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Comment
渕選手へ
「あの日の記憶」拝見しました。記念大会の準備のご様子…とても興味深いです。情報を集めて、取りまとめて、楽しい時間です。是非とも続きのお話を綴って頂きます様、お願い致します。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。
いつも渕さんのブログに癒されてます、ありがとうございます。渕さんは記憶力は良い方だと思います。全日本の想い出話や裏話だけで本1冊書けるのではないでしょうか?(笑)