ダニーホッジ
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昭和49年7月サマーアクションシリーズにホッジはマスカラスと共に来日した。そのシリーズの途中、マシオ駒さんが重度の腰痛で歩けなくなった。心配する馬場さんにマティ鈴木さんが「ホッジならなんとか…」と声をかけ、ダニーホッジに日本人宿舎まで来てもらった。ホッジは２枚のタオルを持って来て２つの洗面器に熱湯と冷水を用意した。そして交互に駒さんの腰に当てた。何度も何度も。地方巡業の最中にホッジは毎日 日本人宿舎に来て駒さんの腰にタオルを当てた。そして、強力な握力で腰をマッサージした。むろん日々試合をやりながらね。駒さんの腰は、その時点で大分良くなった。「今、この人の顔が神様に見えるよ」。駒さんはホッジに感謝した。今でも私は壁に向かって身体を斜めにして指たて伏せ運動をするんだが、これはダニーホッジに教えてもらったものだ。肩甲骨を刺激するんでやっていて気持ちが良い。指も刺激する。46年以上も続けられるのは、そんなにハードでないから(笑)。このおかげかどうかわからないけど、しばらく私は肩こりの経験がなかった。ここんとこはボディスラムの影響か肩痛だがね(笑)。想い出は続く。
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渕選手へ
MR.ダニー・ホッジの思い出話、拝見しました。腰痛の治療が出来るなんて頼もしい限りです。体の造りを熟知しておいでですね。貴重なお話を綴って頂きまして、どうもありがとうございます。これからお天気は荒れ模様かと。温かくしてお過ごしくださいませ。どうぞお疲れになどなりません様、ご自愛くださいませ。